東京大学グリーンICTプロジェクト

ACTIVITY活動紹介

BIM基盤WG

2022年度の主な活動

  1. BIMデータを含めた建物に関わるデータの連携のためのプロトコルやアプリケーション開発手法の共通化、ビジネスモデルの確立を目標とし、業界横断的な議論とPoCを行う。
  2. 令和3年度に作成したBIMを用いてデジタルツインをテーマに、IDM(Information Delivery Manual)の作成を実施。イベントで発表するとともに、buildingSMART Japanなどの業界団体と意見交換を実施。
  3. IfcSystemに関する分析を実施し、デジタルツインのシステム構築について検討。
  4. メンバーにご提供いただいたIfcModelServer(IFCデータを提供するサーバ)のソースコードをもとに、ビューワの開発を実施

2021年度の主な活動

  1. NTTコミュニケーションズ様の実証実験サイトにおいて、IoTプラットフォーム、ジオメトリプラットフォームを活用したデジタルツインアプリケーションを開発。ロボット連携などを実現した。
  2. GUTPとNTT Com、「デジタルツイン」技術によりリアル空間のロボットなどをデジタル空間からリアルタイム制御するアプリケーションを開発https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2021/1208.html

 


2020年度の主な活動

  1. Web of Things、ラムダアーキテクチャを用いたスマートビルのための汎用プラットフォームである「futaba」を提案、評価。
    ・情報処理学会ジャーナル「若手研究者」に採録済(2021年3月)

 

  1. スマートビルの研究成果を、NTTコミュニケーションズの実証実験施設に展開。点群やBIMを用いたジオメトリに注目した研究計画を立案。
    ・NTTコミュニケーションズと共同プレスリリースを実施。
    https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2021/0324.html

2019年度の主な活動

  • スマートビルのためのBIMを用いたセマンティクス抽出のプロセスを提案。
    建築学会技術報告集に採録
  • セマンティクスとWeb of Things、ラムダアークテクチャを用いたスマートビルのための汎用プラットフォーム「futaba」を提案、評価。

2018年度の主な活動

  • BIM(IFC)からメタデータを抽出し、建物設備システム用のオントロジーと組み合わせてRDF(Resource Description Framework)を自動生成するシステムの開発。
  • 「モード推定」を用いたデータ分析手法の確立。
  • 建物のデータ処理に注目したクラウドベースのフレームワークを提案。
  • 検討した技術要素を使ってSDM(Software Defined Media)用のアプリケーションを開発。
    Interop2019で展示。
  • 建物のデータベースであるBIMや、建物設備システムの情報を、計画・設計・施工・維持管理まで活用するためのアーキテクチャ、プロトコル、メタデータ、データ分析手法について研究を実施。