東京大学グリーンICTプロジェクト

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制御WG

省エネルギー活動を行う場合の手順は、一般に、計測、無駄排除、高効率機器導入、制御導入のようになる。

グリーン東大工学部プロジェクトにおいては、まず計測のインフラの整備から着手した。東京大学工学部2号舘(以下、2号館)では、中央監視装置が導入されているが、省エネのための計測を行おうとした場合、個々に存在しているサブシステム及び追加設置する計測器を接続し、省エネのための計測を容易に行える環境を構築する必要があった。

2号館では、IPv6ネットワーク綱が敷設されている。今回のインフラ構築では、IPv6上で使用できるWebサービスを通信プロトコルとして採用し、インフラ構築を行った。Webサービスの通信方式としては、OBIX、BACnet/WSを使用し、プロトコルの比較を行えるようにした(袋1)。相互接続実験は、2009年1月に行い、2009年春より運用が開始されている。IP網以外に、センサも無線センサ、電力線搬送センサが導入きグリーン東大工学部プロジェクトにおける見える化WGは、施設利用者が自発的な省エネ活動に取り組みやすくするための現状把握(現状の見える化)や省エネ結果確認〈省エネの見える化)の実現手段を検討し、実証実験を行うワーキンググループである。

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